前回まではUbuntu 20.04 LTSにXmind8をインストールし下記まで行いました。
- インストール
- デスクトップのショートカットを作成
- 拡張子の関連付けを行い、〇〇.xmindをダブルクリックするだけで起動
過去記事は下記をご覧ください。
恐らくこれで最後となりますが、〇〇.xmindの拡張子のアイコンを設定したので備忘録として保存。
経緯としては〇〇.xmindファイルを参照していたら、アイコンがzipファイルと同じアイコンですごく見づらかったため、Ubuntuに設定を追加しました。
設定方法
〇〇.xmindファイル用の画像データを用意
私の場合はwindows10のCドライブ内で検索をかけ、それらしい「xmind_file.ico」を64×64pxのpng形式に変換しました。
「/home/ユーザーネーム/.local/share/icons」内に画像データを保存
「/home/ユーザーネーム/.local/share/icons」ディレクトリがない場合は下記でディレクトリを作成。(手動で作成しても大丈夫です)
mkdir -p ~/.local/share/icons/
「/home/ユーザーネーム/.local/share/icons」の中に任意の画像データを入れます。私の場合は「xmind_icon.png」というファイルを入れました。
xmlファイルに追加の記述を行う
上記の記事で作成したxmlファイルに下記のような追加の記述を行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<mime-info xmlns="http://www.freedesktop.org/standards/shared-mime-info">
<!-- XMind -->
<mime-type type="application/vnd.xmind.workbook">
<comment>XMind Workbook</comment>
<glob pattern="*.xmind"/>
<glob pattern="*.XMIND"/>
<glob pattern="*.XMind"/>
<generic-icon name="xmind_icon"/>
</mime-type>
</mime-info>
ハイライトで表示されている部分を追加するだけでOKです。
画像データの拡張子は(svg,pngなどの)記述を行わなくても自動で認識されるようです。
「generic-icon name=”xmind_icon”」で指定されたファイルは「/home/ユーザーネーム/.local/share/icons」の中にある「xmind_icon.png」と自動的にリンクされるようです。
データベースの更新
最後に下記コマンドでデータベースをアップデートしたら設定完了です。
update-mime-database ~/.local/share/mime
update-desktop-database ~/.local/share/applications
パソコン自体の再起動を行う
最後にパソコン自体を再起動するとファイルアイコンが指定したものに変更されています。
私はここで30分ほどハマりましたので注意です。設定はできていたのにパソコンの再起動という意外なところを見落としていました。汗
最後に
これでwindowsと同じようにXmind8が使えるようになりました。あまり日本語での記事がなかったためインストールからここまで合計で5時間は費やしたと思います。。。
この記事が「Xmind8をwindows10と同じようにubuntu20で使いたいな〜」と思っている方へ、少しでも力になれたら幸いです。
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